質問1▶超音波漏れ検査装置は絶対的な漏れ量を測定できますか?
  • 回答:超音波漏れ検査装置はあくまで漏れがあるかを確認する試験機であり、漏れ量を測ることはできません。
    漏れサンプル等を使い漏れ超音波を検知しこれらを基準にデータ蓄積し判断する相対的な検査方法です。
質問2▶超音波漏れ試験において溶液を塗布し音を拡声させますがドライの状態で試験できませんか?
  • 回答:ドライの状態の超音波検知レベルは、一般的には水没程度となります。
    超音波の指向性からマイクの位置が漏れ箇所からずれると検知が難しくなります。
    その問題を解決するため特殊溶液を塗布して検査精度のアップが必要です。
質問3▶水没漏れ試験で、漏れ穴からの気泡なのか、水に含まれている又は製品表面に付着していた気泡なのか、区別は出来ますか?
  • 回答: 非常に難しい問題です。区別を正確に判定することは厳しい課題です。
    判定アルゴリズムで対応しますが、100%ではありません。
    お客様と限界について良く相談し理解を頂きたいです。
質問4▶超音波アクティブ方式では反響や干渉の影響はありますか?
  • 回答: 影響は受けます。受信マイクの位置やマイクの数で最小限にするべく対応します。